lealue’s laboratory sp❇

400ものテーマピッカーからの宿題。いちばん私らしい私が居るかもしれない。

お題 『死』7/400

『君死にたまふことなかれ』


与謝野晶子女史が戦地に赴く弟へ
詠んだ詩です。(ここでは意味合いが
異なりますが…。)

否応無く奪われる命と
仕方なく消える命と
自ら消す命と。


先日、仲間がクモ膜下で亡くなった。
息子さんと仲良くて、生きていれば
成人式に参列する立派な姿をお祝い
できたはずだった。
病気で亡くなる命は、まわりも逝く
覚悟をすることが出来るが、
突然の死はただ無念しかない。


私は義妹を自殺で亡くしている。
連絡が来たとき、あまりの衝撃に
全身がガタガタ震えて、
立っていられなかった。
彼女は赤ちゃんが産まれて半年で、
22才で、これからだった。


私たちは理解のできない死に、各々
考え、悩み、悲しみ、苦しんだ。
何がいけなかったんだろう?
何か言ったことばに原因が?
どうして?
どうして?
どうして死んだの?
どの命も尊いのに、


皆が自分を責め、負のエネルギーに
押し潰されていた。
それが何年も続いた。

残された家族は恐らく、自分が死ぬ
まで苦しむ。苦しむのだよ。


死は私の人生の転換期にキッカケの
ように訪れる。
自らを奮い立たさなければ、
折れてしまうからだ。



Lealue🔥